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例文付き!離婚の切り出し方のポイントやタイミングについて解説

投稿日:
更新日:2024/07/10
離婚・慰謝料コラム 離婚準備

例文付き!離婚の切り出し方のポイントやタイミングについて解説

 もう妻や夫と一緒に人生を歩んでいくことはできない。配偶者との同棲生活に耐えることができない。もう相手の暴力・暴言には耐えられない。
こういった考えから、離婚を固く決断された方でも、いざ離婚を切り出すとなると、いつ、どのタイミングで、どのように、と細かなことからお悩みになる方が多いです。離婚の切り出し方次第では、夫婦の合意によって離婚届を提出すること(協議離婚)ができなくなることもありますから、注意が必要です。
以下、例文付きで離婚の切り出し方についてご案内します。

離婚の切り出し方のポイント

離婚の切り出し方

 あなたから離婚を切り出す時には、感情的になることなく、冷静に話すことが大事です。離婚を切り出した場合、相手方は突然のことに狼狽したり、驚いたり、場合によっては激怒する場合もあるでしょう。この時、あなたも感情的になって相手を非難したり口論になったりしてしまうと、離婚協議を進めることができません。このような相手方の反応に影響を受けることなく、事前に準備した言葉を適切に伝えきることが肝要です。
 あなたの性格や、相手方との関係次第で、直接対面して話すと上手く離婚を切り出せないとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。このような場合には、LINE・メール・手紙など、文章を作成した上で相手方に送付することもあり得る選択です。このような文章を送付する際には、のちに離婚調停・訴訟などに至った場合に不利な記載を残すことのないように、事前に弁護士に相談して内容の添削を受ける方が無難です。
 また、もしもあなたに夫婦間の関係を再構築して関係改善を図る意思が全くないのであれば、離婚をしないかもしれないと相手方に思わせるような曖昧な態度を取ってはいけません。淡々と、しかし一貫して離婚を求める姿勢を示すことがポイントです。

離婚の切り出し方のタイミング

離婚の切り出し方

 離婚を切り出す場合は、そのままお互いに話し合いをできるタイミングを選ぶことが大切です。お子様がいらっしゃる場合には、お子様がいないタイミングを狙う必要があるでしょう。また、配偶者が仕事終わりのタイミングですと、「仕事で疲れているから。」などと話を取り合ってくれないことも想定されます。お互いの生活リズムから適切なタイミングを見つけることができなければ、「大事な話があるので時間を作ってほしい。」と求めることも有用です。
 離婚を切り出したら、相手が納得してとんとん拍子で離婚ができた!と事態が急に進むかもしれません。この場合に備え、離婚を切り出す前に、別居・離婚後の生活について、ご自身の生計を立てたり、お子様の面倒を見る方法を考えたり、具体的に決めておく必要があります。お子様にも事前に相談をして、別居を伴う場合には転校・学習環境を変えることの準備も必要です。
 また、離婚を決意した理由が相手方の不倫・浮気やDV・モラハラである場合には、離婚を切り出す前に証拠を集めておく必要があります。これは、離婚を切り出した後では、相手方が警戒して証拠を残さないように行動するようになってしまうことが想定されるためです。特に不倫やDV・モラハラは、証拠の有無・内容によって相手方の責任追及ができる可能性が大きく変わってしまうので、注意が必要です。なお、後述するとおり、どの程度の証拠が集まれば万全なのかは、弁護士に事前に相談しておくことをお勧めします。

離婚の切り出し方の例文

離婚の切り出し方

 離婚を切り出す場合には、以下のように伝えることが考えられます。

例1:「私はあなたとこれ以上一緒に生きていくことはできないです。お互いに悪いところはあったと思うけど、離婚について真剣に話し合いませんか?」

例2:「あなたの暴力・暴言には、これ以上耐えることはできません。いつも警察に相談しようかと悩むくらい私にとっては苦しいことなの。離婚を考えてください。」

例3:「あなたは前にも、絶対浮気はしないって言いましたね。それでも浮気を繰り返す人とは、これ以上夫婦としての関係を続けることはできません。離婚しましょう。」

例4:「私にとっても苦しいことだけど、離婚することしか考えられないです。離婚しても子どもにとっての親ではいてほしいし、子どもと会う機会を奪うような気持ちはないから、離婚という選択肢も考えてほしいです。」


 いずれの例文も、感情的にはならずに、離婚の理由を示した上で離婚を切り出す内容となっています。また、相手方が「離婚したら二度と子どもに会えないのではないか。」などと考えて離婚に応じないかもしれないと想像される場合には、例4記載のように、先手を打って説明をしておくことも有用です。

離婚の流れや切り出し方で悩んだら弁護士に相談!

離婚の切り出し方

 離婚の切り出し方については、これまで説明してきたとおりですが、実際に離婚するとなると、親権者・養育費・財産分与など、多くのことについて取り決める必要があります。また、上述したとおり、離婚を切り出す前の準備や切り出し方についても、弁護士に事前相談をしておくことで、充分な準備ができます。
 ぜひ、離婚を切り出そうとお考えの場合には、その前に弁護士へご相談ください。

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【著者情報】


家事部 部長 福岡県弁護士会(弁護士登録番号:45028)

2007年 慶應義塾大学法学部 卒業

2009年 慶應義塾大学法科大学院法務研究科 修了

2010年に司法試験に合格し、東京都内の法律事務所を経て、2014年より弁護士法人グレイスにて勤務

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