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昭和夫婦はモラハラばかりか?

投稿日:
更新日:2024/11/01
離婚・慰謝料コラム モラハラ

昭和夫婦はモラハラばかりか?

難しいテーマです。たしかに昭和の夫婦は、令和の夫婦と明らかに異なる倫理観で動いていたように思います。

他の記事でも記載しましたが、夫の妻に対する家庭内ハラスメントの根源は、古来から続く家制度、伝統的な価値観に根差したものとよく言われています。その意味で、現代の教育を受けネット上でリーガルリテラシーを高めた平成の女性・令和の女性が昭和にタイムスリップし、昭和の男性と結婚した場合、苦労することは多いのだろうと思います。そもそも、昭和初期の場合、核家族化が広がっておりませんので、「嫁入り」という文字どおり、女性は男性側の「家」に嫁ぐものであり、そこでは夫だけではなく夫の父母や祖父母といった尊属に対しても仕える立場になります。そこには明白な上下関係があり、法的にも倫理的にも社会から「家」(嫁いだ家)に対する忠誠が求められる立場にありますので、もはや自分の人生云々の世界ではないのだろうと想像されます。

一方で、昭和の男性には、高倉健さんのような寡黙で不器用な人物といった理想像が形成されていたように思います。男女の関係に上下関係が付き纏う昭和の時代でも、家庭内のことに細々と口を出さず、辛いことも黙ってぐっとこらえ、家族のためを思いながら弱音も吐かず日々仕事に邁進した男性も多かったのではないでしょうか。

そういった男性は、現在の妻の主観から見ても、モラハラ夫には当たらないでしょう。

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【著者情報】


家事部 部長 福岡県弁護士会(弁護士登録番号:45028)

2007年 慶應義塾大学法学部 卒業

2009年 慶應義塾大学法科大学院法務研究科 修了

2010年に司法試験に合格し、東京都内の法律事務所を経て、2014年より弁護士法人グレイスにて勤務

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