40代男性のための離婚相談
よくある状況
- 婚姻期間が20年以下
- お子さまの中で最年長者が中高生
争点になる可能性が高いもの
- 財産分与(退職金)
- 年金分割
争点になる可能性が低いもの
- お子さまの親権、養育費
- お子さまとの面会交流
持ち家について
実際にご相談いただく中で、40代のお客様からのご相談で多いのが、持ち家をどうするべきかという問題です。
持ち家に住んでいる場合、取り得る選択肢としては、おおまかにいえば
①夫が自宅に住む
②妻が自宅に住む
③自宅を売り払い、双方が別のところに住む
がありえます。そして、どの選択肢をとるかは、住宅ローンがいくら残っているか、月額のローン額が自身で支払える金額かどうか、相手も連帯保証人になっているか、お子様のご意向等にもより、個々の事情によって変わってきますし、何よりも不動産は得てして1000万単位の財産ですので、専門家である弁護士にご相談されることをお勧めいたします。
えてして、夫名義にしていることが多く、特にオーバーローンの場合には、住宅ローンが重くのしかかってくる可能性が高いので、持ち家に関してどのように処理するかは特にご注意ください。
退職金について
40代も後半になり、退職金を支給されることが現実味を帯びてくると、退職金を財産分与の対象に含めるように請求されることがありえます。
「支払われてもいない退職金を財産分与の対象に含めるのか」という考えを主張する方もいらっしゃいますが、公務員や上場企業社員などの場合は、特に財産分与対象となりやすい印象です。
もし「退職金」が財産分与の対象に組み込まれてしまったら、実際に手元にない財産を支払うことになりますので、分与金額の減額交渉は行うべきです。
また、他の財産部分と調整(例えば、住宅ローンは返済するので退職金の支払いは無、など)を行うことで話を進める事が出来ます。
こういった話し合いに弁護士が入ることで、少しでも優位な解決となれるようお客様に代わって協議することができるようになります。
このようにお金が絡む複雑な問題が出てくるのが40代男性の離婚問題の特徴です。
財産分与など離婚に関するお悩みがある方は、当法律事務所に一度ご連絡ください。

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