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【第15話】モラハラ夫の性欲

投稿日:
更新日:2024/11/01
小説版

結論から申し上げますと、モラハラ夫の性欲は非常に強いです。

これは、一般的にも言われていることで、私のモラハラ夫も例外ではありませんでした。

元々、私がそれまでモラハラ夫以外の男性と交際してきた経験から、セックスは男性が気持ちよくなるためだけの行為だという考えがありました。

そのため、私はセックスという行為そのもの自体があまり好きではありませんでした。

そんな考え方を持っているさなか、私はモラハラ夫と出会いました。

モラハラ夫は出会った当初、私に対してセックスについてこう話していました。

「学生の頃は性欲が強くてセックスが大好きだったんだけど、今は落ち着いてきて性欲が全然なくなったんだよ。」

大嘘つきでした。モラハラ夫は性欲の塊でした。

この回では、モラハラ夫の性欲がいかに強いのかを、いくつかのエピソードとともにご紹介させていただきます。

私が最初にモラハラ夫の性欲が強いなと感じたのは、モラハラ夫と婚姻して間もなくのことでした。

よくある話ですが、ある日の夜、私があまりにも仕事で疲れていたため、モラハラ夫からのセックスの誘いを断ってしまったことがあったのです。

すると、私がその断りを入れた瞬間にその場の空気が凍り付きました。

私はその空気を一変しようと、ひどく疲れていましたが、モラハラ夫からのセックスを受け入れると何度も何度も申し入れました。それでもモラハラ夫は全く聞く耳を持たず、常套手段の数日間の無視を始めてしまいました。

数日後、モラハラ夫とこの件について話し合いの場が持たれ、モラハラ夫の過去の恋愛話が持ち出されました。

過去、モラハラ夫が4年ほど付き合った彼女と別れたきっかけが、モラハラ夫から誘ったセックスを彼女が断ってきたからだというのです。

まさしく今回の私です。私はその時切実に思いました。

「全然性欲ないとか嘘じゃん。この人のセックスを断るととんでもないことになるな」と。

しかしながら、どちらかと言えば、このモラハラ夫はセックスが好きと言うよりも、自分の性欲が満たされる行為が好きという言い方のほうが正しいと思います。

それを裏付けるのが、これからお話しするエピソードです。

これもモラハラ夫と婚姻して間もなくのある日、いつものように何かのきっかけでモラハラスイッチが入ってしまったモラハラ夫から、ある一言を言われました。

その一言が「許してやるから奉仕しろ」でした。

(あまりストレートな表現は避けたいので「奉仕」と表現させていただきます。)

婚姻して間もなくのことで、モラハラ夫からのモラハラにまだまだ慣れていない当時の私は、許してもらえるのならとモラハラ夫の要望に即座に応えました。

これ以降、モラハラ夫からモラハラを繰り出されて、私がモラハラ夫に奉仕をすることにより許しを得た件が、数え切れないほどありました。

冒頭にお話ししていますが、元々私が、セックスは男性が気持ちよくなるためだけの行為との考えがあったので、この「奉仕」という行為もある程度は自分の中で納得しながらしていました。

それに加えて、私はモラハラ夫とのセックス自体があまり好きではありませんでした。

と言うのも、すべて一貫しているのですが、このモラハラ夫のセックスは自分が気持ちよくなれればそれで良いのです。

巷でよくある言葉を引用するとすれば、女性を性欲処理機として扱うようなセックスでした。

性欲の強いモラハラ夫は、一週間のうち最低3回は、モラハラ夫自身の性欲を満たす行為を私に求めてくるので、私は自ら進んで奉仕することを選んでモラハラ夫の性欲を満たしていました。

ちなみに最後に、私がモラハラ夫へ奉仕している時のモラハラ夫の行動をお話しさせていただきます。

奉仕の所要時間は大体20分から30分でした。

その間モラハラ夫は何をしているのかというと、終始携帯をいじりインターネットで動画を見たりしていました。

こうして、1週間に数回、20分から30分も奉仕をし続けると私にもある変化が起こりました。

その変化とは、顔痩せでした。

元々私の輪郭は面長で、少々鋭角な形の顎を持つ顔だったのですが、気がつくと私の顎はかなりシャープに研ぎ済まされていました。

周囲の人からは「顔、痩せたね。何したの?」と頻繁に聞かれるようになっていました。

私が何をして顔痩せをしたのかは、とてもじゃありませんが誰にも言えるはずもなく、当時の私が周囲の人たちに言っていたのは

「顔痩せしたくて毎日空のペットボトルを数分吸うことを始めたら効果が出たんだよ」というよくわからないダイエット法でした。

この「私がモラハラ夫を奉仕して許してもらう」という行為を覚えてしまったがために、私は10年ものあいだ、モラハラ夫との婚姻関係を続けてしまったのかもしれません。

皆さん、セックスを断ったら途端にキレてしまう男性には要注意です。

モラハラ男である可能性が高いのです。

清武 茶々

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【著者情報】


家事部 部長 福岡県弁護士会(弁護士登録番号:45028)

2007年 慶應義塾大学法学部 卒業

2009年 慶應義塾大学法科大学院法務研究科 修了

2010年に司法試験に合格し、東京都内の法律事務所を経て、2014年より弁護士法人グレイスにて勤務

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